「大学職員って本当に楽?激務じゃない?」
今転職を考えている方もどこかで必ず
「大学職員=楽」
という言葉は聞いたことがあると思います。
認識あってます。
ただ、大学職員はモチベーションの維持が非常に難しい職種です。
今回は
この記事でわかること
- 大学職員は本当に楽?
- 大学職員は激務?
- 大学職員版「働きアリの法則」
- 大学職員はモチベーション維持が難しい職種
- 大学職員はそれでも楽しい!
といったことについて紹介していきます。
大学職員の働き方についてイメージできればと思います。
このサイトでは大学職員の本当の実情を知った上で転職してほしいため、シビアに情報を発信しています。
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大学職員は楽?暇?本当に?
楽といえば楽です。暇といえば暇です。
なぜなら、部署によって大学職員は楽な部署が確実に存在します。
また激務部署でも自分のスタンスによっては「楽」にできます。
後ろ指さされても、能力を低く見せて「わかりません」といっておけば大した仕事は回ってこず暇になります。
また責任を負わされることも少ないので、何かあっても大丈夫。
もちろん冷たい視線を浴びることになりますが、給料は下がらないし(むしろ年功序列で上がります)、クビをきられる心配もほぼありません。
そのため大学職員は楽で暇ということができます。

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大学職員は辛い?激務?楽じゃない?忙しい?
では大学職員は辛い?激務でしょうか?
答えとしては「人によっては大学職員は辛く・激務な職業」になります。
意識が高い人、責任感がある人、社会人としてスタンスがちゃんとしている人がもれなく激務になります。
なぜなら、大学職員は本当の意味で責任を持って仕事を安心して任せられる人はかなり少ないです。
そのため、意識がちゃんとしており、責任を持って仕事をこなせる人はとても良くも悪くも重宝されます。
結果、楽をする人がいる分、その人のしわ寄せがちゃんとしている人に向かっていきます。
そのため、どこの大学でも一定の人柱(他の人のカバーをするため選ばれし存在)が存在します。
人柱は、他の人の仕事までしているため残業は言うまでもなく多くなります。
人柱はあまり不満はいいません。むしろ楽している人のほうが不満をよく言いますね。
人柱はなりたくないですね。

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結局大学職員として「楽・暇」になるか「辛い・激務」になるかは自分次第
一旦ここでまとめます。
大学職員は楽・暇か?
事実です。
大学職員は辛い・激務?
これも事実です。
結局大学職員は自分次第で楽にもなりますし、激務にもなります。
なぜなら大学職員は絶対条件として
✔クビにほぼならない
✔給料は保証されている
という素晴らしい前提条件があるためです。
そのため、結局「所属部署」と「自分の社会人としてのスタンス・意識・責任感」で楽か忙しいかは決まります。
特に「自分の社会人としてのスタンス・意識・責任感」が大きく影響するのが大学職員ということになります。
楽をとるのか、激務をとるかはある意味自分次第かもしれませんね。

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大学職員版「働きアリの法則」
もう少しわかりやすく大学職員の構造を説明してみたいと思います。
・働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
・よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
長谷川英祐准教授(北海道大大学院)より
有名な働きアリの法則ですね。
ビジネスの世界でもよく組織に当てはめられます。
では大学職員も当てはめてみましょう。
・大学職員のうち、よく働く2割の大学職員が、残りの大学職員8割分の仕事をこなす。
・よく働いている大学職員と、普通に働いている(時々サボっている)大学職員と、ずっとサボっている大学職員の割合は、2:2:6になる。
こんな感じです。
普通に働いている(時々サボっている)大学職員はアリの方が多いですね。
大学職員はこの割合が少なめです。

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では大学職員は昇進も簡単?
働きアリになれば昇進が簡単と思いますよね。
残念ながら難しいのが大学職員の七不思議。
難しいというのは「仕事で成果を出した」といったことはほぼ考慮されません。
考慮されるのは、年齢・大学職員としての経験年数が基本となります。
つまり年功序列ですね。
ボーナスだけ人事考課を入れている大手大学を聞いたことありますがレアです。
近年は多少若い役職者も出てきましたが、管理人の大学では45歳頃に課長になれば平均です。
お付き合いのある業者さん(民間企業)では20代、30代で課長はよく見かけますが、大学職員ではギリギリ30代後半の課長がいれば珍しいです。

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大学職員のモチベーション維持は難しい
これだけ素晴らしい待遇なので何も問題ないね!と思いそうですが
唯一難しいのがモチベーションの維持。
モチベーションは人それぞれですが、大学職員は頑張っても頑張らなくても給料という対価は変わらず、クビにもなりにくいため、他にモチベーションを見出す必要があります。
何かモチベーションを見出さないと、正直やっていけないのが大学職員の特徴です。
プライベートのために働いているとわりきってもいいです。
働いている以上はどの職種であっても一緒ですが、モチベーションは必要ですね。
仕事が好きで、上昇志向がある人は大学職員は窮屈かもしれません。
大学職員は働く上でのモチベーション維持が難しい職種です。

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独自に勉強会をやっている大学もある
このようなのんびり、まったりした空気ではやばいと思い、独自に大学職員で勉強会を行っている大学もあります。
就業後や休みの日を使って勉強会をしています。
残業代や振替休日はもちろんありませんが勉強しています。
特に若い人に多いですね。
若い大学職員は年配の方より、はるかに危機感を持っているので(潰れる可能性まで考慮している)、自身のスキルアップを望む職員は多いです。
そのため、大学内で若い人だけで集まって勉強会を行ったり、他大学と交流をしたりしている大学もあります。
若者は意欲ある人と交流してモチベーション維持をしている人が多いです。

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それでも大学職員は楽しく面白い職業!
個人的には、学生さんの成長を見ることができるのは非常に楽しいことだと思います。
また大学は社会人になる前の実質最後の教育機関(大学院除く)です。
これから社会人として働く様々な能力を身につけることができる最後の機会になります。
大学職員はその一助を担えます(法人本部であってもどこかで学生のためになっています)。
学生さんの成長のために何か寄与できているというのは非常に大きなモチベーションになります。
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《大学職員へ転職したい方へ》
大学職員転職は情報戦
大学職員の転職は情報線です。
なぜなら大学はいつ求人が出てくるかわからないからです。
昨年は求人を出していても今年は出さないという大学も多数あります。

まずは大学職員の求人情報を逃さないようにすることが重要です。
昔は大学も縁故やハローワーク、大学に求人を出す程度でしたが、今は転職サイトをようやく使うようになりました。
そのため転職サイトは最低2つ以上登録しておくことをおすすめします。

今のあなたの置かれている状況で、登録する転職サイトを使い分けておけば大丈夫です。
CASE1:大学職員に少し興味がある程度(まだ本気で転職を考えているわけではない)場合
✔まだそこまで本気で転職を考えているわけではない
✔少し大学職員に興味がある程度
⇒求人が見れるリクナビNEXTやマイナビなどに登録しておけばOKです。
必要なときに求人を確認できます。

無料登録方法
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CASE2:大学職員含めてわりかし本気で転職を考えている場合
✔本気で大学職員含め他業種も転職を目指している
✔転職のサポートも欲しい
⇒密に連絡をとってくれるリクルートエージェントなどエージェント系の転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
特にエージェントは非公開求人を持っているので、情報を逃したくないときはエージェント系サービスがおすすめです。
また大学によっては求人期間がとても短いところもありますので、求人情報は常に入るようにしておきましょう。
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【参考】あなたの現在の市場価値を確認
こちらは大学職員の話とは少しずれますが、現在の自分の市場価値をご存知でしょうか。
(画像引用:ミイダスHP)
私も何かあったときのために登録しているのですが、ミイダスであれば簡単に現在の自分の市場価値を計算してくれます(勇気づけられると思います)。
転職は考えているだけではなくやはり「少しでいいから行動をおこしておく」が大事なので、自分の市場価値を把握しておくことは重要です。
また企業からメールでオファーがきたりもするので、今「転職を考えているだけ」の方には転職活動の最初のステップとしては登録しやすいです。
なんとなく転職市場の雰囲気がわかります。
「転職」を少しでも考えている方の何か参考になればと思い紹介させていただきました。
市場価値の調べ方
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まとめ
大学の業界研究に役立つ▼

大学職員は楽になるのも激務になるのも自分次第です。
ブラック企業から転職してこられた方は少しゆっくりされてもいいと思います。
ただ学生からお給料をいただいているのが大学職員なので、ぜひ学生のために何か貢献していただければ、学生もOB・OG喜ぶと思います。
どうか楽だけする大学職員にはならないことを大学職員の1人として願っております。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
少しでも転職の参考になれば幸いです。
ぜひ大学職員を一緒に目指しましょう!