「大学職員への転職って難しそう」
「倍率高そう」
そこで今回は
この記事でわかること
- 大学職員への転職は難しい?
- 倍率は高い?
- なぜこんなに倍率が高いのか?
- 大学職員難しすぎて無理ゲーじゃない?
といったことについて紹介します。

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私立大学職員の転職は難しい?狭き門なの?
それなりに難しいです。
管理人が所属する小さな大学でも、若干名の枠に100人以上の応募があることは珍しくありません。
近場の大規模大学になればもっとすごいと聞いています。
また東京の有名大学になれば100~400倍ほど倍率があると聞いたこともあります。

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実際の私立大学職員への転職者、中途採用倍率はどのくらい?
大学によるが有名大学はかなり高い。
1つ実例を出してみたいと思います。
管理人の大学になりますが、だいたい転職者の採用を出せば、若干名の応募に対して、150〜200名くらいの応募があります。
1人だけ採用ということは滅多にありません。
2人採用のパターンが多いですが、多いときは4人ほど採用します。
だいたい倍率は50〜100倍くらいの間程度が多いですね。
※4人採用の場合は予定外の退職があったときですね。

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なぜこんなに私立大学職員は倍率高い?
1つはもちろん大学職員という待遇の良さ・環境の良さが知られてきていることです。
ですが、もう1つ理由があります。
それは「採用人数の少なさ」です。
実は大学業界は全体として採用人数が少ないです。
なぜなら毎年採用を行う大学というのはかなり稀な方だからです。
古い資料になりますが、
・職員の新規採用人数についての方針を見ると,「原則,欠員が出た場合のみ採用する」の割合が5割を超えている。
・職員の採用時期,方法,基準についての方針を見ると,「その都度決める」が6割を超えている。
(日本私立大学協会附置私学高等教育研究所「事務局職員の力量形成に関する調査」(2009))
となっています。
つまり大学職員の採用というのは大手大学以外は「欠員が出たときに採用する」が基本です。
これはここ10年少し変わってきたところもありますが、大きくは変わっていません。
大手大学以外は近隣の大学でも数年ぶりに採用したよという声はよく聞きます。
特に転職者の採用に関してはこの傾向は強いため、希望する大学が中途採用募集をしているか運もあります。
全体の間口が狭いため、応募者数も殺到し、倍率が高くなっているのです。

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こんな話聞くと、大学職員難易度高すぎて受からなそう・・・
他業種の方からすればこの数字だけ見ればとても難しく感じると思います。
しかし大丈夫です。
最終面接に残るのはさほど難しく有りません。
最終面接で採用されるかどうかは相性の問題になることが多いので「確実に受かる!」という手法はないですが、最終面接までいくことは決して難しくありません。
ちゃんと業界の勉強をして、大学業界の行く末まで考えている大学職員であれば最終面接まで行くのは正直簡単といってもいいです。
なぜなら最終面接までは、ある程度テクニカルな回答で合格することができるからです。
少しだけ紹介すると
☑大学業界への理解
☑コミュニケーション能力(調整力含む)
☑真面目な雰囲気(従順な雰囲気)
のこの3軸がしっかりしていれば、最終面接まで行くのは決して難しくありません。
あとは各々の特長・能力を上手に伝えれば最終面接まではいけます。

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とはいえ「慣れ」は必要。採用試験では複数の大学を視野にいれておくこと
とはいえ、他業界から来た人がいきなり大学を理解しろ!というのは無理な話です。
だからこそ、本命大学以外にも大学独自の面接の雰囲気になれる意味合いでも、やはり複数の大学を視野に入れておく必要があります。
2、3大学受けてみれば、なんとなく大学職員の面接の雰囲気、どういったことが好まれるのかというのが肌感覚でわかってきます。
ただ、大学の求人というのはいきなり出てきたり、締め切りが短いため常に情報が手に入れられるように転職サイトに登録しておきましょう。
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《大学職員へ転職したい方へ》
大学職員転職は情報戦
大学職員の転職は情報線です。
なぜなら大学はいつ求人が出てくるかわからないからです。
昨年は求人を出していても今年は出さないという大学も多数あります。

まずは大学職員の求人情報を逃さないようにすることが重要です。
昔は大学も縁故やハローワーク、大学に求人を出す程度でしたが、今は転職サイトをようやく使うようになりました。
そのため転職サイトは最低2つ以上登録しておくことをおすすめします。

今のあなたの置かれている状況で、登録する転職サイトを使い分けておけば大丈夫です。
CASE1:大学職員に少し興味がある程度(まだ本気で転職を考えているわけではない)場合
✔まだそこまで本気で転職を考えているわけではない
✔少し大学職員に興味がある程度
⇒求人が見れるリクナビNEXTやマイナビなどに登録しておけばOKです。
必要なときに求人を確認できます。

無料登録方法
\ ▼登録はこちら▼ /
CASE2:大学職員含めてわりかし本気で転職を考えている場合
✔本気で大学職員含め他業種も転職を目指している
✔転職のサポートも欲しい
⇒密に連絡をとってくれるリクルートエージェントなどエージェント系の転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
特にエージェントは非公開求人を持っているので、情報を逃したくないときはエージェント系サービスがおすすめです。
また大学によっては求人期間がとても短いところもありますので、求人情報は常に入るようにしておきましょう。
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▼大学職員採用側の事情▼
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【参考】あなたの現在の市場価値を確認
こちらは大学職員の話とは少しずれますが、現在の自分の市場価値をご存知でしょうか。
(画像引用:ミイダスHP)
私も何かあったときのために登録しているのですが、ミイダスであれば簡単に現在の自分の市場価値を計算してくれます(勇気づけられると思います)。
転職は考えているだけではなくやはり「少しでいいから行動をおこしておく」が大事なので、自分の市場価値を把握しておくことは重要です。
また企業からメールでオファーがきたりもするので、今「転職を考えているだけ」の方には転職活動の最初のステップとしては登録しやすいです。
なんとなく転職市場の雰囲気がわかります。
「転職」を少しでも考えている方の何か参考になればと思い紹介させていただきました。
市場価値の調べ方
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《参考》私立大学職員に「補欠合格」ってあるの?
あります。ただし、大手大学で新卒採用に限られると思います。
「思います」としたのは、管理人の大学ではしていないからです。
ただ近場の大手大学では補欠合格を出しているのを知っています。
大手大学であれば、逃げられることも視野に入れているためあらかじめ補欠合格を出すようです。

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中途(転職者)の補欠合格は聞いたことがない
中途(転職)の場合、補欠合格という名目では私は聞いたことがありません。
あるのかもしれませんが。
ただ、中途採用の場合は期限を定めて、大学側は候補者1位から意思を確認していきます。
そのため管理人の大学では補欠合格という言葉はありませんが、学内では範囲を決めその中で上から順に連絡していく感じとなります。
本人に通知されることはありませんが、学内ではやはり多めに合格者は出していますね。

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まとめ
大学の業界研究に役立つ▼

いかがでしたでしょうか。
大学職員は倍率は確かに高いため難易度は高く感じるかもしれません。
しかししっかり対策をすれば、最終面接まで行くことはそこまで難しいことではありません。
もし少しでも興味があるならば、書類だけでも出して見るといいですよ。
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数大学受けてみれば、大学職員の雰囲気はわかりますよ。